QRコード(クイックレスポンスコード)は、1994年にデンソーウェーブの原雅彦エンジニアが開発した二次元バーコードの一種です。従来の一次元バーコードと比べて、水平方向と垂直方向に情報を符号化できるため、約7,000桁の数字や約3,000文字の漢字などを格納できます。
QRコードには、3つの角に位置検出パターンがあります。これは、スキャナがコードを正しく認識しやすくするためのもので、読み取り速度を他のバーコードよりも10倍高めます。
また、QRコードには7%から30%までの誤り訂正率があります。つまり、一部が破損していても読み取ることができます。この特徴を利用して、ロゴなどをQRコードに埋め込むことも可能です。
このマニュアルでは、QRコードを作成するための簡単な手順を説明します。
手順1:まず、QRコードの内容の入力パネルで、QRコードのカテゴリの選択メニューから、QRコードに含めたい情報の種類を選択します。例えば、ウェブサイトや電話番号などです。カテゴリによって、スキャンしたときに開くアプリが異なります。
手順2:次に、選択したカテゴリに応じて、コンテンツ入力ボックスに必要な情報を入力します。
手順3:その後、QRコードの設定パネルで、QRコードの見た目を変更することができます。ここでは、QRコードのサイズや色、境界線や角丸などのオプションを調整できます。
手順4:さらに、ロゴモードの設定パネルで、ロゴモードの選択メニューから、QRコードにロゴを追加するかどうかを決めることができます。ロゴは自分で作成した画像や既存のスタイルから選ぶことができます。
手順5:最後に、ロゴを追加する場合は、サイズや位置や色やフォントなどを微調整するか、または画像ファイルをアップロードします。
手順6:すべての設定が完了したら、「ダウンロード」ボタンをクリックしてください。これであなた専用のQRコードが完成しました。
QRコードを使用するには、許可は必要ありません。デンソーウェーブはQRコードの特許を持っていますが、ライセンス料を徴収しません。そのため、QRコードは無料で自由に使えますし、期限もありません。
ただし、QRコードはデンソーウェーブの登録商標なので、その点はご留意ください。
デザイナー: Simon Lee
Mail: [email protected]
改訂履歴
バージョン1:2010年1月、漢字を含むQRコードを生成できるようにするために、このウェブサイトを立ち上げました。
バージョン2:2011年8月、ページを改訂して、操作手順を3つに簡略化しました。
バージョン3:2013年5月、ウェブサイトのドメイン名をwww.qr-123.comに変更し、スタイル設定と多言語対応(アラビア語も含む)の機能を追加しました。
バージョン4:2013年11月、プログラムを最適化して、QRコードのサイズと滑らかさを向上させ、地図操作も強化しました。
バージョン5:2015年8月、レイアウトを適応的にしました。携帯電話やタブレットやデスクトップパソコンなどの端末に合わせて操作できるようになりました。また、ウェブサイトのドメイン名をqr.ioi.twに戻しました。
バージョン6:2018年4月、色の変更や角丸の設定やロゴの追加などの機能を追加しました。言語は中国語と英語とポルトガル語と韓国語だけになりました。
バージョン7:2019年1月、著作権と操作説明を表示するようにしました。また、操作インターフェースをソフトウェア風に変更しました。
バージョン7.4:2022年3月、ビットコインやイーサリアムのアドレス用のQRコード生成機能を追加しました。
バージョン7.6:2022年4月、スキャンとコピーの機能を追加しました。
バージョン8:2022年5月、デスクトップでも携帯電話用のインターフェイスが使えるようになりました。